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二・二八が大切な理由

親日家が多い台湾、3年半台北で過ごした中で気になったパレードが二・二八です。台湾には中国国民党が中国から敗走し台湾に来た中国人とそれ以前から土着していた華僑や客家人、原住民とははっきりと分ける必要があります。前者は外省人、後者は内省人と台湾でも分けて考えられています。現在政治結社としての中国国民党ですが毛沢東の中国共産党から逃げ込んできたのが台湾です(迷惑な話です)。現在の中国共産党としては国土割合から考えても海岸線がすくなく外洋へ出るためには難しいために台湾を中国の一部としたい訳ですが、先占の法理から見て中国には領有権利はありません、あるとすればオランダでしょうか、日清戦争での敗戦から当時実効支配していた台湾を日本へ割譲する事になります、しかし実効支配していた台湾を割譲する権利があったのか疑問が残ります、又中国国民党も中国共産党も政治結社であって、中国人も台湾人も自由である訳ですから政治結社に振り回されることはない筈です。毛沢東が率いる中国共産党から敗走してきた中国国民党(当時は中華民国)代表が蒋介石、蒋介石が孫文の忠告に従わずに中国国内(中華民国)で共産党を過剰に弾圧した為に共産党を蜂起させてしまい敗走してきた訳です。そしてこの悪癖は収まらず台湾でも蒋介石が率いる中国国民党は、内省人への弾圧をおこない強姦・強盗・殺人を繰り返します。又治安の悪化や役人の汚職、軍人などの狼藉が横行してしまいます。1947年2月28日に台湾の台北市から抗議して蜂起した事を忘れない為のパレードです。白色テロは 二・二八事件以降の戒厳令下において国民党政府(現在の中国国民党の前身)が反体制派に対して行った政治的弾圧です。中国国民党が現在でも台湾で政治結社として存続できているのは、台湾人の民主主義と優しさであることが根底にある訳ですが、蒋介石が中国から持ち込んだ圧倒的な資産による台湾の経済発展へ寄与です、この経済発展を経験した方々が今なお中国国民党を支持されています。中国国民党が再び政権を握れば経済はよくなると思ってしまうのも仕方ない事です。蒋介石が満ち込んだ宝物を飾ってある台北故宮博物館に是非一度訪ねてみてください。親中派である中国国民党が政権維持した際、チャイナマネーが流入し、見た目に経済が円滑になったとみられましたが、チャイナマネーは不動産へ向かい不動産は高騰、ほとんどの物件は中国人の所有となってしまっています。

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