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台湾の美味しいフルーツ 「いちご」

いちご/草莓(12~3月) 台湾に駐在して3年はじめてのいちご狩りです。 台湾大湖で予約不要のイチゴ狩り。台湾=イチゴというイメージはあまり無いと思いますが、台湾でもイチゴ狩りができます。台湾でイチゴ(大湖草苺)の一大産地として有名なのは、大湖。毎年、12月~3月にかけてイチゴ狩りで賑わっています。そんな日本人にもお馴染みのイチゴ狩りですが、台湾のいちご狩りは日本のいちご狩りとは少し違いがあるので、イチゴ狩りに行く前に、しっかり確認しておいてください。 台湾のイチゴ狩りの特徴 予約は不要 イチゴは狩れる。 ...

台湾の美味しいフルーツ 「釈迦頭」

釈迦頭/釋迦(7〜1月)(バンレイシ) お釈迦様の頭のような果物です。土釋迦にも種類いくつかありミルキーな味の「牛奶釋迦」、ほんのりピンク色をした「蘋果釋迦」などに分かれているそうです。表面がでこぼこしていて、とっても面白い形です。11月からが最盛期で今が旬です。 台風が直撃することが多い台東では、昨年の台風で大きな被害を受け、6割以上の釈迦の木が折れるダメージをうけたそうです。ダメージをうけた釈迦の木の再生は、なんと5年かかります。損失も大きい中、地域の人たちと協力し合い農園を再生し、「太陽很多(太陽が ...

台湾の美味しい「洛神花」ハーブティー

洛神/洛神(9~11月) ローゼルティー美容茶とも言われるハーブティー「洛神花」をご紹介します。 「洛神花」ローゼルとは、ハイビスカスの一種で和名は「ローゼリソウ」。綿と同科近縁の植物で見た目もよく似ています。ローゼルの栽培は熱帯地、および亜熱帯地に適していて、台湾ではなんと1917年ごろから士林園芸試験場で試作、その後、ローゼルシロップとして飲料の商品化にも成功しています。美容に敏感な女性はご存知のことかと思いますが、この植物、ビタミンCが豊富でとにかく美容に良い。これにバタフライピーもプラスして入れた ...

台湾の美味しいフルーツ 「柿」

柿/柿子(10~12月) 台湾の柿は,渋柿と甘柿の2種類に分かれます。渋柿は大きく、形が整っており、渋抜き処理をしてスナックにします。この柿は脆柿と呼ばれます。甘柿は大きく、頂上部にふくよかな丸みがあり少しつぶれた球形です。そして果皮は樺色で、熟すと真紅に変わります。色つやは艶やかで、肉質が繊細であり、さくさくとジューシーで、甘みが強く、口当たりは最高です。甘柿は渋抜きせずに、そのまま食べられます。 台湾の干し柿は、軒先に吊るして作る日本の吊るし柿とはちょっと違って、収穫した柿を一面に敷いて天日干しにしま ...

台湾の美味しいフルーツ 「文旦(ブンタン)」

文旦/文旦(9~10月) 文旦(ブンタン)は、日本では土佐文旦や水晶文旦が有名です。全国生産量90%を高知県が占めています。地域によってボンタンやザボンと呼ばれていることもあります。 台湾で見かける文旦は日本で流通している文旦とは少し異なります。土佐文旦は丸くて黄色の色味が強い一方で、台湾の文旦は少し縦長で黄緑色です。 中秋節が近くと、スーパーで山積みされるようになります。 台湾の中秋節に欠かせないもの ①:月餅 ②:BBQ(バーベキュー)日本人がひろめたと言われています。 家の外のスペースでバーベキュー ...

台湾の美味しいフルーツ 「ドラゴンフルーツ」

ドラゴンフルーツ/火龍果(6~11月) 台湾ではドラゴンフルーツを中国語で「火龍果」と表記しており、中国語のピンイン発音では「Huǒ lóng guǒ」となります。ドラゴンフルーツの現物を見てみると、果物の外観は龍が火を吹いた時の様子にそっくりです。台湾で栽培されているドラゴンフルーツは、表皮が赤色で、表皮からは炎が燃えているような、ヒラヒラとした皮がたくさんあり、とても面白い形状をしています。一般的に、果物は皮を剥いたりしなくても、美味しそうな甘い香りがしたりします。ドラゴンフルーツは、表記に鼻をくっ付 ...

台湾の美味しいフルーツ 「パッションフルーツ」

パッションフルーツ/百香果(7~9月) 台湾ではパッションフルーツは中国語で「百香果」と表記し、ピンイン発音では【Bǎi xiāng guǒ】という発音になり、カタカナ発音を表記すると「パイシャングゥォ」に似た発音になります。パッションフルーツはアメリカ大陸の亜熱帯地帯が原産とされています。パッションフルーツの農園に行ったことがありますが、パッションフルーツの樹はツル性の形状をしており、トケイソウ科に属し、葡萄の木のようなイメージです。葡萄農園のように、頭上には網が張られており、ツルが巻きついて成長し、パ ...

台湾の美味しいフルーツ 「アボカド」

アボカド/酪梨(7~9月) 台湾アボカドは、外国産と比べて見た目があまりにも違いますが、台湾では「アボカドミルク」と言うフレッシュジュース・ドリンク・スタンドでよく売られています。台湾アボカドは、アボカド特有の濃厚でクリーミーな感じが微塵も感じられません。台湾産は光沢があってツルンしたアボカド、表面がゴツゴツした外国産のアボカドとはして似ても似つかない。そして大きい。一つ71元(184円)。台湾産アボカドは、皮が緑色の状態のものが普通出回っています。「台湾産のアボカドは、皮が緑色で熟した状態だ」、以前台湾 ...

台湾の美味しいフルーツ 「龍眼」

龍眼(7~9月) ライチを少し小さくしたような果物なのです。台湾の古い言葉で、8月を桂月と呼びます。龍眼を桂月と呼びます。龍眼とライチの味を比較すると、龍眼の方が甘さ詰まっているように感です。台湾では庭に龍眼を植えている家が多くて、夏になると竹をTの字形にした竿を使って龍眼の実を獲ります。台湾の旧暦7月15日は日本でいうお盆で、龍眼をご先祖様にお供えしてから食べるのが習慣になっています。 生産地と旬 台湾、日本(八重山列島などの一部地域)、中国、他アジアが生産地。台湾では特に嘉義と南投のものが有名。生産の ...

台湾の美味しいフルーツ 「梨」

梨/梨子(6~9月) 「百果の宗(果物の王様)」として慕われるナシは、高接ぎ梨が最も知られています。台湾で栽培される梨は、栽培開始時から収穫期まで常に果実袋で保護されており、農薬などの物質に汚染されることはありません。ナシは香り良く、食べてさくさく感あるおいしさが楽しめるだけではありません。豊富なタンパク質、脂肪、炭水化物、リンゴ酸、クエン酸、果糖、ビタミンB1、B2、Cなども含んでいるのです。梨の郷として知られる苗栗縣三湾鄉の特産品が三湾梨です。1950年代初め頃から贈答用の高級フルーツとして有名になっ ...

台湾の美味しいフルーツ 「ぶどう」

ぶどう/葡萄(6~8月) 巨峰葡萄(台湾ブドウ)の名産地、台中市の西南に隣接する彰化県。 面積は台湾本島では最小の県です。県民は130万人で2番目に大きな県です。ここ渓湖鎮の特産は、巨峰葡萄は台湾でもその名が知られています。台湾ブドウは、美しく熟した冬ブドウはおしゃれなギフトとして、日本にも輸出されています。品質の良さは当然のことですが、ジュース、ジャム、干しブドウ、ワイン醸造用 などに用いられています。ブドウ栽培歴史は有史以前にさかのぼるが一年に三毛作の生産は台湾だけです。 麝香葡萄(シャインマスカット ...

台湾の美味しいフルーツ 「マンゴー」

マンゴー/芒果(5~9月) 美肌効果も期待できる果物の女王「マンゴー」を中心に台湾フルーツについて紹介します。冷凍ではない生マンゴーを現地で賞味できるのも旅の醍醐味です。 台湾の生マンゴーが食べられる時期 最上質な生マンゴーを味わいたいと思ったら、5~7月がお薦めです。亜熱帯地方に属し、常夏のイメージが強い台湾ですが、日本と同じように四季があり、5月下旬から梅雨入りします。 台湾で代表的なマンゴーの種類 愛文マンゴー 台湾マンゴーといえば愛文マンゴーを指します。日本でも宮崎産などで馴染みのあるアーウィン種 ...

台湾の美味しいフルーツ 「ライチ」

ライチ/荔枝(5~8月) この時期だけ収穫できる台湾産の生ライチが、市場やスーパーにも並ぶようになります。 ライチが収穫できるのは、5月中旬~7月下旬くらいまで。最も美味しいといわれているのは、6月上旬~7月上旬の約1ヶ月の間のものです。ライチは中国語で、荔枝(lì zhī)リージーに近い読み方で、日本語読みすると「レイシ」です。 ドラゴンライチは世界一のライチといわれる高級品。収穫の時期も約2週間といわれるほど短い。一般的な黒葉ライチは全体的に赤くならないと美味しくありませんが、玉荷包ライチは皮がみどり ...

台湾の美味しいフルーツ 「すもも」

すもも/李子(5~8月) この時期台湾は、ライチやマンゴーが出回って話題をになります。 でも、地味な存在が“ すもも”黄色いのもあります。すももというだけあって、酸っぱい。大粒のものあります。甘い果物の台湾では目立たない存在です。台湾のスモモは、主に赤肉プラムです。栄養素にはナトリウム、カルシウム、リン、鉄分、ビタミンA、C、B1、B2などがあります。果実はハート型で、果皮は赤でわずかに酸っぱさがあります。果肉は血赤色から紫まであり、表面には果粉が鮮明に付着しています。色鮮やかで柔らかい果肉が食欲をそそり ...

台湾の美味しいフルーツ 「桃」

桃/桃子(4~8月) 台湾の桃は毎年早春に花が満開になります。柔らかさと鮮やかな色が魅力で、夏には甘く香る水蜜桃が実ります。台湾の水蜜桃は平地種と高山種に分けられます。栽培地域により口当たりも違い、更にはタンパク質、カルシウム、リン、鉄分及びビタミンB、Cを豊富に含みます。果皮にはつやと弾力性があり、うぶ毛がびっしりと生えています。果実はぎっしりと詰まり、濃厚な香り、甘ったるい口当たりが愛されています。現在の日本の白桃のほとんどは、明治時代日本に輸入された水蜜桃系のモモを改良して生まれたものでその水蜜桃の ...