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台湾の原住民文化 (1)

台湾原住民族について 現在、台湾に住んでいる人々は、ホーロー(福佬)・客家・原住民族・外省人(戦後中国国民党とともに台湾に渡ってきた人々)の4つに分類されると言われています。これらのうち、原住民族は、ホーロー・客家が台湾に移住してくる以前から台湾に住んでいる、オーストロネシア語族(南島語族)に属する諸民族の総称です。台湾総人口の約2%を占めています。なお、漢語の「先」という言葉に「既になくなってしまった」という意味が含まれるため、台湾では「先住民」と呼ばれることはありません。 現在の台湾では、普通に原住民 ...

花連の観光スポット (15)

花蓮の「夜市」へ さて、別れを惜しみつつ太魯閣国家公園を後にして、今夜の宿がある花蓮市へ向かうことにします。燕子口(イェンツーコー)から、タクシーを拾った新城駅へ向かうバスがあったのでそれに乗り、預けていた荷物をピックアップした後、電車で花蓮駅へ向かいます。 運賃:24元 所要時間:20分程。そして花蓮駅に到着! 【東大門夜市】へ 2015年オープンのようで、なるほどとっても新しく整備がしっかりされていました。 感動したのは、ゴミ箱がちゃんと置いてあること!等間隔に設置されており、しっかりスタッフの方が管 ...

花連の観光スポット (14)

燕子口(イェンツーコー) 砂卡礑(シャカーダン)歩道からバスで移動し(渋滞がなければ所要時間は10分程です。一人当たり27元)、燕子口(イェンツーコー)へ。太魯閣国家公園の中でも一番有名な場所ではないでしょう。バス停を降りた瞬間に、大迫力の渓谷が広がっています。 大理石の岩肌に何本も線が入っていて、これだけの岩が削られてこの渓谷になるまで、どれだけの時間がかかったのだろうかと考えるほど気が遠くなり、大自然の壮大さに、言葉を失って景色を見つめるだけになってしまいます。 「燕子口(イェンツーコー)」という名前 ...

花連の観光スポット (13)

≪砂卡礑(シャカーダン)歩道≫ 観光センターから約1キロ、徒歩で行くと30分程で行けます。 まずはトンネルの中を進みます。 トンネルを抜けると、山の中に。 さほど高低差もなくそんなにしんどい道のりではありません。道もある程度整備されており(途中、岩を直接 登らないといけないような箇所もあります)、スニーカーであれば問題ありません。このように公園の中に入ってしまうと、自動販売機などありませんので、水分は必ず事前にご用意いただくことをオススメします。 30分程歩くと、大きな白い橋が見えてきます。次の目的地に向 ...

花連の観光スポット (12)

太魯閣国家公園 いきなり広がる大自然!すぐにでも観光に繰り出す前に昼食です。入口に入ってすぐ、観光センターがあり、そこで昼食をとることができます。いくつかセットメニューがあり、豚の角煮セットが、280元です。 観光センターで園内パンフレットもらいます。 太魯閣国家公園は、いくつかのエリアに分かれており、それぞれに見所があります。時間も限られていたので、今回は比較的行きやすく、有名な、≪砂卡礑(シャカーダン)歩道≫ と、≪燕子口(イェンツーコー)≫ に行ってみます。

花連の観光スポット (11)

太魯閣国家公園を廻る 新城駅(別名:太魯閣駅)に到着後、まず驚いたのがタクシーの客引きが全然いません。太魯閣国家公園は、有名な観光地なので、てっきり駅を降りた瞬間に客引きがすごいのだろうなと想像しますが、まったくいません。 新城駅(別名:太魯閣駅)は、天井が高いせいかとっても広々と感じ、スタイリッシュな駅です。 いざ太魯閣へ! バスは、40分ごとの運行で時間が合わず。 初乗り料金は台北より高く、100元でした。新城駅から太魯閣までは約10分、タクシー代金は180元。太魯閣国家公園に行きたいと伝えると、タク ...

花連の観光スポット (10)

台北からのアクセス方法 台北から花蓮に向かう場合は、鉄道か飛行機を利用するのが一般的です。飛行機を使ったほうがもちろん早いのですが、ここは先ほど書いたように、窓からの風景がとても素晴らしいので、鉄道をぜひオススメです。切符の買い方は、下記3通りあります。 ① 駅の自動券売機で購入する 乗車日の当日限定となりますが、台北駅に行くと、こんな自動切符売り場があります。 券売機 こちらで乗車したい列車を選んで、座席指定など進めていきます。 ※台北駅では座席指定もこちらの券売機でできましたが、小さな駅だと座席指定が ...

花連の観光スポット (9)

【太魯閣(タロコ)国家公園】&【花蓮】見どころを. 「花蓮」という場所があって、何やら自然がいっぱいの素晴らしい場所らしい 台北に行く機会はあっても、花蓮までは少し距離があることや、実際に何があるのかよく分からないというところで戸惑ってしまい、実行に移せずいるのが一般的です。「とにかく絶景!」と景勝地として知られている「太魯閣国家公園」へ 1.花蓮と太魯閣国家公園が「一生に一度は訪れたい」 花蓮は、台湾東部最大の都市とされており、大理石の世界的産地としても有名です。そしてとにかく自然がいっぱいです。海と山 ...

客家料理 (17)

大陸に起源をもつ人々が台湾へ 客家人と呼ばれる人々についても、簡単に紹介します。前述のように、はるか昔は大陸華北地方をルーツに持つ人々で、その後広東省や広西省などへと南下し、やがてアジア各地へ離散していきました。その一部の人々が台湾に辿り着き、北部では主に桃園県や新竹県、苗栗県、南部では高雄などに住むようになりました。客家人は大陸をルーツとして、現在も客家語を話すなど独自の文化を継承しています。移民という立場であった彼らは、台湾で生活する上でさまざまな困難を乗り越えてきたそうです。より環境の厳しい山岳地帯 ...

客家料理 (16)

上杭魚白(揚げはんぺん) 中国語で「閩西菜」(ミンシーツァイ Mǐnxī cài、客家語 メンシーツォイ)。福建省西部の竜岩周辺の地域で食べられている郷土料理。特に汀州はさまざまな料理があり、多くの調理人を輩出していることで著名。閩南地方の漳州市に属す華安県や南靖県でも閩西料理の系統が食べられている。山の幸を使った素朴な料理であるが、福州料理や閩南料理の影響を受けた料理があり、寧明県と清流県にはソウギョの刺身があるなど、他の地域の客家料理と異なる点もある。福建料理の一種と扱われることもある。味付けは、東江 ...

客家料理 (15)

贛南料理 中国語で「贛南菜」(ガンナンツァイ Gànnán cài、客家語 カムナムツォイ)。江西省南部の郷土料理で、贛州市の料理が著名である。もともと味が濃い客家料理に江西料理や湖南料理の辛い味付けが加わって、より濃厚になっている。このため江西料理の一種と扱われることもある。広東省北部や湖南省の客家の料理も、味付けの点でこの系統に含めることができる。 主な料理贛州小炒魚 - 酸っぱく辛い味付けの草魚などの揚げ煮。 三杯鶏、三杯子鶏 - 醤油、甘酒、ラードで煮る鶏。 魚餅 - 草魚などの薩摩揚げ風。 魚餃 ...

客家料理 (14)

黄酒鶏(ヴォンチウカイ) - 鶏肉の老酒煮。伝統的には春節や産後の肥立ちのために作られる料理で、妊娠した人のいる家庭ではその家の姑が前もって糯米、酒餅、酒麴で「客家黄老酒」を醸造し、産後のために用意します。 炒鶏酒(ツァウカイチウ) - 鶏肉の米酒煮。上記を白い米酒で作ったもの。 酸菜豬肚湯(ソンツォイズトゥトン) - セリホンなどの漬け物とブタの胃のスープ。 艾草瘦肉湯(ギョイツァウツェウギュットン) - ヨモギの葉と豚肉のスープ。 清燉鶏 - 鶏の水煮 鴨甫紹菜 - アヒルの干し肉と白菜の蒸し物。 煎 ...

客家料理 (13)

塩焗鶏(ヤムクッカイ) - 鶏肉の塩蒸し。清代に帰善県(現恵州市恵陽区)の製塩労働者が、昼食用に持ってきた鶏の煮物を紙に包んで塩の山に置いたところ、熱された塩の風味が鶏肉にうまく入り、美味であったため、この手法が伝わったと言われています。(客家鹹鶏(ハッカーハムカイ)ともいう。)

客家料理 (12)

釀豆腐(ギョンテウフー) - 肉詰め豆腐。宴会に必ず出される有名な客家料理。「釀」とは「餡を入れる」という意味の客家語の動詞であり、細かく切った肉の餡を三角形に切った豆腐の間にはさみ入れた料理である。蒸すだけの場合も、蒸してからさらに野菜と炒める場合がある。南宋の末期、元の侵入によって華南に逃れた客家人が、小麦粉が採れないこの地で、春節に必要な餃子皮の代わりに豆腐を使ったのが始まりという俗説がある。ニガウリに肉を詰めた「釀苦瓜」もあります。

客家料理 (11)

香港の塩焗鶏 中国語で「東江菜」(トンジアンツァイ Dōngjiāng cài、客家語 ドゥンゴンツォイ)です。広東省の東江流域の恵州や、上流の梅州周辺の料理を指しています。これらの地域は香港、台湾、東南アジアに移住した客家の出身地であり、もっとも広く知られた客家料理の系統といえます。東江料理だけを客家料理と誤解する場合も多く、広東省内の料理ということで八大菜系では広東料理の一流派と扱われていますが、基本的にトウガラシは飾り程度にしか使わないのが一般的です。主な料理梅乾扣肉(客家語 モイゴンキウギュッ) ...