台湾の山と観光 (24)
<文間山への土の山道 > 道は曲がって登る。その部分から土の文間山登山道が始まる。標識リボンがかかっているので判る。山道は、今日の行程中もっとも自然に近い状態です。細い山道が、森のなかを行く。このような山道は、ほかでは珍しくないが、街のすぐ近くのこの場所では特徴的です。森の中を登っていくと、尾根に取り付き左側が開けた展望スポットに着く。ちょうど自強トンネルの上部に当たるここからは、北側に故宮博物院が望める。その背後は陽明山の山々です。右には尾根続きの大崙尾山が望める。山腹の黄色の大きな建物は、鄭成功廟です ...
台湾の山と観光 (23)
<劍南方向の眺め> 文間山へ向かう。それまでの人出が嘘のように、静かになる。通北街への道を分岐し、墓地の上を進む。舗装の産業道路につながる。道は下っていく。大きなヘアピンカーブで下り、少林寺と記してあるあずま屋を過ぎると人家のわきを通り登り返して東呉大学キャンパスの上を過ぎていく。分岐を左にゆっくり登っていく。右側が開けて風景が望める。ここからは、すでに内湖が近い。観覧車のある、MRT劍南站(駅)付近の繁華街が眼下にある。
台湾の山と観光 (22)
<老地方への道> 木枠に砂利が敷いてある緩やかな坂道が登り。劍潭山(標高153m)の端から下り道が始まる。使われていないトーチカが道端にある。下りきると、先ほどのスタンプ台からの道と合流する。ここは、幅の広いコンクリの道になっています。雨でも滑らずに歩くことができる。子ども連れの家族、若者グループ、老夫婦、さまざまな人達が道を歩いている。尾根上を行く道は、登り下りがあるがどれも緩い坂です。新しい展望台が、道の右側に設けられている。展望台前の草木が高く、それほど景色が望めない。その先、七美という看板のある場 ...
台湾の山と観光 (21)
<劍潭山に登る> 天母SOGO近くが勤め先、いつも芝山站ズーサンザン(駅)から園山エンサンザン站が通勤線です。その中間にある劍潭山を紹介します。松山空港の出発待合室から望む、手前の低い山並みが縦走の尾根、背後は陽明山山系 台北は山に囲まれている街です。すぐそばの山に登れば、市街を眺めることができます。台北市中心と北にある士林や天母とを分ける劍潭山は、台北の景観を眺めるには手頃で絶好な場所、一方の内湖区の北にある金面山(剪刀石山)は、内湖から東の基隆方向に向けた山々や谷を眺めることができる展望台です。西の劍 ...
フィリピン人の生活 (30)
<フィリピン、ベトナム、キリギスは韓国人と結婚禁止とは本当か> 人種差別しているのは韓国人です。韓国には、俗に言う「コリアンカースト」という概念があります。 儒教の精神から、元々上下関係が厳しく、親の言うこと、上の身分の言うことは「絶対」です。 上の人間は権力を振りかざし、下の人間はさらに下の人間を嘲笑し蔑むことでプライドを保ちます。 彼等自身が服従の歴史を歩んできたので、上の人間は下の人間に対して『何をしてもいい』と思っています。自己愛(愛国心ではない)が異常なまでに強いため、差別的かつ排他的。その思想 ...
台北のパワースポット (台北から金剛宮への行き方)
<風変わりなお寺・金剛宮> <台北から金剛宮への行き方> そんなちょっと変わったお寺ですが、実はパワースポットとして、日本人観光客の隠れた人気スポットになっています。台北からMRTで「淡水」駅で下車しましょう。淡水客運で、「金山」行きのバスに乗り、「新十八王公駅」下車します。乗車時間は約40分です。バス停に金剛宮の案内がありますので、それに従って行けば徒歩5分程度で到着です。また基隆からもバスで訪問できます。基隆客運で基隆から「淡水」行きのバスに乗車しましょう。その途中に「新十八王公駅」がありますので、そ ...
台北のパワースポット (風変わりなお寺金剛宮)
<風変わりなお寺・金剛宮> 台北からMRTで淡水駅下車、そこからバスで40分のところにちょっと風変わりなお寺・金剛宮があります。どんなふうに変わっているかと言いますと、台湾で信仰されているさまざまな宗教の神様が一堂に会してずらりと並べられている、ということ、そして神様だけでなく、台湾で言い伝えられている昔話や逸話も銅像になっていて、それが何ともいえない空気を醸し出しているのです。 <いろいろな神様が一堂に> 金剛宮は、1986年にできた、比較的新しいお寺です。台湾で信仰されている仏教のほか、儒教や道教、バ ...
台湾の山と観光 (20)
<海岸山脈の「金剛山」を背にした美しい原住民の集落> 長光部落は台東県長濱郷に位置し、昔の名は石坑(Ciwkangan)。海岸山脈の「金剛山」を背にした美しい原住民の集落です。この山は、光や雲の巧妙な影の動きによって、地形が一頭の巨大なキングコングに見えることから、中国語でそれを表す「金剛山」と呼ばれるようになりました。長光部落はアミ族の集落で、農業を主な糧として生活しています。台11線の85キロ地点にある東13鄉道を入り、金剛山に続く長くてまっすぐな一本道が「金剛大道」と呼ばれる道。サイクリングやマラソ ...
台湾の山と観光 (19)
<花蓮の六十石山に近い宿泊先> 金針花畑で有名な六十石山に近い宿泊先は、10㎞圏内にもあります。もちろん宿泊代金は、ランクやサービスによって異なりますが、家族の1員でもあるペットとの宿泊が可能な宿もあります。その中で日本人が発見した温泉の「安通温泉(現在の安通温泉飯店)」からのアクセスが近くて便利です。観光客の中には、展望台で野宿する人もいるようです。台湾の絶景スポットで有名な花蓮県にある六十石山で感動するならば、やはり日帰りよりも1日のんびりと過ごすことをおすすめしたいです。六十石山により近い宿泊先なら ...
台湾の山と観光 (18)
<花蓮の六十石山へのアクセス方法> 六十石山へのアクセス方法は鉄道の場合、「花蓮駅」下車します。そして花蓮客運バス(花蓮新駅ー富里)に乗り換えて、「竹田バス停」下車します。とにかく六十石山へは、車が無いと辿り着くことは難しいので、車で行くことをおすすめします。車の場合、国道5号から蘇澳ICを降りたら、台9線から六十石山を目指してください。山道なので、勾配のキツイ個所もありますから、気をつけてください。六十石山の最寄り駅は、台鉄「東竹駅」ですが、「池上駅」からのアクセスが便利です。高雄駅から台東駅まで南廻線 ...
台湾の山と観光 (17)
<花蓮の六十石山でおすすめのお土産> 金針花を観賞したのですから、頂上にある忘憂亭で購入できる「乾燥金針花」やこの美しい花畑の「絵葉書」などを旅の思い出としてお土産にしてみてはいかがですか。見る場所や時間によっても見え方が異なる六十石山の景色が目に浮かび、旅の話に花が咲くかもしれませんよ。六十石山は、お茶所としても有名なので、ここで摘み取られたお茶で作られている蜜香紅茶(渋みが少なく甘味があり、香りのよい紅茶)をお土産にしてはいかがでしょうか。できれば試飲ができて産地もチェックができる問屋さんで購入するこ ...
台湾の山と観光 (16)
<花蓮の六十石山は感動> 絶景スポットで有名な六十石山は、日中なら海岸山脈や金針花の花畑・田園風景などの美しい景色に感動します!また夜ならば、高い山から見る夜空は遮るものがないので、夜空いっぱいに広がる満天の星が輝いて見えて、こちらも感動ものです!春には菜の花の花畑が見られたりしますから、金針花の花畑以外の季節も素晴らしい絶景スポットとして有名なのです。 <花蓮六十石山にある「涼み台」> 六十石山には10軒の「涼み台」があります。ここには、鹿剣・観親・尖閣・黄花・鹿葱・忘憂・山嵐・萱草・丹棘・療愁と金針花 ...
台湾の山と観光 (15)
<金針花は食べられる> 金針花の根は、漢方の生薬として使われていて、煮て食べることができます。また蕾は、金針菜(キンシンサイ)という名で知られていて、蕾もよく食べられています。金針菜は栄養価が高く、ビタミンA.B.C.と鉄分がほうれん草の20倍も含まれており、増血作用があるといわれています。他にも精神を安定させる効果があるといわれ、昔中国では、船乗りが常備していたそうですよ。金針花は、台湾の家庭料理ではお馴染みの食材で、緑色の蕾(金針菜)を細切りした牛肉や豚肉などと一緒に炒めて食べたりします。気になる味で ...
台湾の山と観光 (14)
<「六十石山金針花季」> これは、「花蓮赤科山・六十石山に一億本の金針花畑」という意味の金針花祭りのイベントの事です。イベントでは、金針花の鑑賞はもちろんですが、星空観察やバードウォッチング・お茶会や金針花料理なども開催されます。ご家族揃って大自然の中でリラックスして過ごしたら、感動のあまり時間を忘れてしまうかもしれません。イベントの開催は、金針花の咲きそろう8月から9月下旬迄です。金針花の季節は、広い敷地に大勢の人が訪れて賑わいますが、青空の下で咲き誇る金針花は、写真撮影にピッタリです。金針花を観賞した ...
台湾の山と観光 (13)
<花蓮の六十石山と金針花の感動> 金針花の開花と収穫時期は、8月から9月迄です。金針花の青い蕾は、なんと食用になるため人の手で一つ一つ摘み取ります。つまり金針花の花畑は、観光客のために全て摘み取らず、花を残して作られているそうです。この美しい金針花の花畑は、栽培農家の方が丹精込めて育てているから、感動もひとしおなのですね!ちなみに、六十石山の小瑞士(リトルスイス)と呼ばれる涼み台は、金針花畑が真下に広がる絶景スポットです。