台北の山と観光 (1)
<「象山」シャンシャン> 「台北で一番の絶景を見られる場所は?」と問われたら、間違いなく「象山」と答えるだろう。ただし、お金を出してエレベーターに乗ったら、すぐに観られるお手軽な絶景とはちょっと違う。この絶景を見ようと思ったら、誰であろうと約30分間、延々と階段を登って展望台に到達しなければならない。道路もなく、手段は己の足だけである。ちなみに高さは、海抜183mと山としてはそれほど高くはない。
台湾の山々観光と旅行 (14)
台北・陽明山の行き方 台北・陽明山へは車での行き方と電車・バスを使う行き方があります。車での・陽明山への行き方は、2つの行き方があります。1つ目の車での陽明山への行き方は台湾国道1号線に入り、台北インターチェンジで降ります。台湾省道台2乙線から百齢橋、中正路、省道台2甲線、竹子湖路を通ると、陽明山に到着します。 2つ目の車での陽明山への行き方は、台湾国道3号に入り、中和インターチェンジで降ります。台湾省道台64線から省道台106甲線、省道台3線、環河快速道路、民族西路、省道台2乙線、百齢橋、中正路、省道台 ...
台湾の山々観光と旅行 (13)
台北・陽明山の登山・ハイキングの注意事項 台北・陽明山で登山・ハイキングをする場合は境が異なる海外での登山になるため、陽明山を登る前に、事前に陽明山へ行くことを家族や友人に連絡しておくことをおすすめします。山の気候は急激に変わりやすいため、陽明山で登山する当日は、天気予報を確認してから登山するようにしてください。 また陽明山の登山・ハイキングコースの途中では階段が急になります、硫黄が出る蒸気が噴出する場所があるのでご注意ください。陽明山国家公園にある土、石、桜や梅の木などの植物は全て陽明山国家公園の自然資 ...
台湾の山々観光と旅行 (12)
<小油坑> 七星山の小油坑の登山・ハイキングコースに入ると急な斜面が増え、階段の隙間から硫黄が混ざった蒸気が噴出している場所もあります。小油坑の登山・ハイキングコースは足場が不安定になってくるため、足元に注意してください。小油坑の頂上からは陽明山周辺の山の景色や台北市が見渡せます。 また、小油坑の登山・ハイキングコースには別の陽明山頂上に続く展望台へ向かうコースもあるので、展望台へ行くと陽明山周辺の景色をゆっくり眺めることができます。小油坑の登山・ハイキングコースの途中では、季節の植物や台湾の野生動物・竹 ...
台湾の山々観光と旅行 (11)
<七星山> 台北 ・陽明山の七星山エリアは標高1,120mあり、台北市で最も高い山となっています。およそ70万年前に活発な噴火活動が行われた火山で、日本の富士山と同じ成層火山に分類されています。七星山の山頂付近にはカルデラがあり、それが北斗七星を連想させる形で残っているため、このエリアは七星山と名付けられました。
台湾の山々観光と旅行 (10)
<擎天崗> 擎天崗は広い草原地で、日本統治時代に牛の放牧が行われていました。現在の擎天崗は石畳で散歩道が整備され、日帰りでピクニックに訪れる地元の台湾人や観光客の姿が見られます。晴れた日には草原に牛が放牧されている日もあり、牛と一緒に陽明山の景色を撮影できます。台北MRT劍潭駅から直通バスも運行しています。 台湾・澎湖の玄武岩は自然が生み出した絶景!見どころや行き方を徹底ガイド! 澎湖は台湾の西にある約90の島からなる台湾で一番のリゾート島です。澎湖の島にはいたるところに... ビジターセンター 陽明山の ...
台湾の山々観光と旅行 (9)
<中山楼> 中山楼は、陽明山国家公園の南側の入口近くにあります。中山楼は1965年に国父孫文の生誕百周年を記念して建てられた建造物で、外観、内観共に豪華な装飾が施されています。中山楼の楼閣は、現在の台北でも流通している百元紙幣の背面にも描かれている台北でも有名な建築物です。 中山楼は以前は歴代元首が各国のゲストを接待したり、国宴を催す場所として利用されていましたが、現在は台湾の文化遺産として残されています。中山楼は1時間で楼閣内を巡る無料ガイド付きの参観ツアーがあります。中山楼には当時の屏風やソファなどの ...
台湾の山々観光と旅行 (8)
<草山行館> 草山行館は1923年に昭和天皇の休憩所として建築された建物で、現在はレストランや展示室が併設しています。1949年には台湾の総統官邸となり、蒋介石総統の没後は放置されていましたが、2002年に台北市が草山行館を古跡に認定したことで、2011年から一般公開されるようになりました。 草山行館の展示室は応接室、書斎、客間、居間など蒋介石と妻が過ごした空間や夫妻の写真、肖像などが展示されています。応接室はレストランとして再利用され、官邸に招かれた客人のようにゆったりとした時間を過ごせます。ランチ、デ ...
台湾の山々観光と旅行 (7)
<陽明書屋> 陽明書屋はかつて蒋介石総統が国内外VIPをもてなしたり、避暑地として過ごした台北の別荘です。蒋介石死去から4年後に台湾の歴史的な資料的な資料が運ばれ、「陽明書屋」と呼ばれるようになりました。敷地内は15ヘクタールにも及び、外観は要塞、別荘内は宮殿のような造りになっています。 陽明書屋に入館する際はガイド付き添いの元の参観になるので、参観の集合時間に遅れると参観できなくなるのでご注意ください。また、陽明書屋内では写真撮影・飲食は禁止となっています。陽明書屋の営業時間は9:00~16:30、毎月 ...
台湾の山々観光と旅行 (6)
<陽明山の竹子湖は海芋(カラー)が咲き誇る> 陽明山・竹子湖では春の季節を過ぎると、一面に海芋の花が咲く様子が眺められます。冷水坑は日本統治時代に硫黄の採掘が行われていた場所で、現在は台北で温泉入浴が楽しめる名所となっています。冷水坑の撮影スポットは「牛乳湖湖」と呼ばれる白い湖です。牛乳湖は火山の硫黄成分が湖の底に沈殿し、光の加減で白く見えています。冷水坑にある「菁山吊橋」に進むと、牛乳湖が見られる展望台があります。台北・陽明山は火山のため、いくつかのエリアに硫黄泉があります。冷水坑にある第二駐車場の前に ...
台湾の山々観光と旅行 (5)
台北・烏来は街中にある渓流から「白糸の滝」まで続くドライブルートがありますが、春は道中に植えられた桜の木が満開になり、美しい桜並木の景色が見られます。陽明山国家公園の周辺で高級温泉と桜の景観を楽しみたい方は、陽明山の観光に加えて、台北の烏来を訪れるのもおすすめです。
台湾の山々観光と旅行 (4)
台北・陽明公園の西側には大屯瀑布という滝があります。そのまま道を進むと竹子湖の方へ歩いて向かうことができます。竹子湖エリアは「陽明山のお花畑」とも呼ばれており、季節によってバラ、カーネーション、ヒマワリなどの花畑が見られます。3~4月になると海芋という真っ白な花が竹子湖一面に咲き、多くの観光客が鑑賞に訪れます。 台北・陽明山の春といえば陽明公園での桜の花見が名物ですが、陽明山国家公園以外にも、台北・烏来で花見が楽しめます。烏来は台北市内から車でおよそ1時間、MRTとタクシーを使えば40分で着くことができま ...
台湾の山々観光と旅行 (3)
台北・陽明公園は陽明山国家公園を代表する自然公園で、直径22フィートの花時計がトレードマークです。花時計は季節によって花の種類が変わります。公園内には桜の木、梅の木、李、ツツジ、椿などの植物が植えられており、春は陽明山で人気の花見スポットとなります。台北・陽明公園の花見の見頃は、2月中旬から4月頃となります。
台湾の山々観光と旅行 (2)
台北・陽明山は台北市に隣接する山ですが、台湾の国家公園に指定されています。陽明山は北投、士林、淡水、三芝、石門、金山、万里などのエリアに分かれており、観光客は登山やハイキングをすることができます。緑豊かな陽明山はその季節によって様々な花が咲き、陽明山公園では初になると桜、梅、桃などの花が咲き、多くの観光客が訪れます。 台北・陽明山国家公園を訪れるベストシーズンは、2月中旬から4月下旬頃となります。台北では2月中旬からは桜や梅、桃などの春の花が見られ、陽明公園には花見のためにたくさんの観光客が訪れます。3月 ...
台湾の山々観光と旅行 (1)
台北・陽明山は台湾の国家公園に指定されている山です。陽明山にある公園では、春は桜の花見ができる名所として多くの観光客が訪れます。今回は台北・陽明山の観光スポットや登山・ハイキングコース、陽明山への行き方について詳しくご紹介します。 台北にある陽明山は山そのものが国家公園となっている自然豊かな観光スポットです。四季を通じて様々な植物が見られ、春は桜や梅の花、秋頃になると陽明山の一面がススキで覆われる景色が観察でき、多くの観光客が登山に訪れます。そこで今回は、台北・陽明山国家公園の見どころや登山・ハイキングコ ...