「台湾(フォルモサ)の発見」 15世紀から16世紀にかけてヨーロッパで大航海時代、アジアの海上はマカオを租借したポルトガル、フィリピンルソン島を拠点としたスペイン、インドネシアジャワ島を拠点としたオランダがそれぞれ海上の覇権を競っていました。1625年にオランダ人によって描かれた台湾全島図には、3つの諸島として描かれていた台湾ですが、1つの集まりと扱った最初の地図です。台湾は、16世紀中期ポルトガル船が台湾の近海を通過した際に船員が偶然水平線に緑に覆われた島を発見します。その船員は、台湾の美しさに思わず「 ...