台湾でのグアバについての特徴、種類を紹介します。台湾では中国語で「芭楽(芭樂)」と呼んでおり、ピンイン発音にすると【Bālè】のようになり、カタカナ中国語で書くと【バーラ】のようになります。日本語の和名では蕃石榴(バンジロウ)と呼ばれていますが、中国語でも同じ表記になりますが、台湾では芭楽が一般的な呼び名です。
日本では、熱帯や亜熱帯気候の下で繁殖する果物ですので沖縄県の一部でのみでしかグアバの栽培はされていません。
台湾のグアバの概要は、
- 台湾では、通年でグアバは生産されている。
- 台湾の主な産地は、高雄市の燕巣および大社、彰化縣の社頭。
- グアバはジューシーで繊維が多く、カロリーが低く、ビタミンCなどの栄養分が豊富。
- 台湾でのグアバの価格は通年で安定しているが、夏の時期は収穫量が増え、最も安くなる。
・グアバの種類はとても多く台湾では一年中食べられます。
中山月芭樂、日茂月芭樂、宜蘭芭樂、梨仔芭樂
泰國芭樂、20世紀芭樂、珍珠芭樂、水晶芭樂、台農1號(帝王芭樂)、灣紅肉番石榴(芭樂)
宜蘭紅肉芭樂、燕巢彩虹芭樂があります。
夏はマンゴーだらけの果物屋でもグアバが販売されており、真冬のミカンだらけの果物屋でもグアバが販売されています。
台湾では、グアバは酸梅粉という梅の香りがする甘酸っぱいパウダーを付けて食べることが多いく、グアバは熟してもシャカシャカとした食感ですので酸っぱみ・甘味の少ないリンゴといったところです。因みに台湾産リンゴは期待できません。台湾ではリンゴは輸入に頼っています。