マンゴー/芒果(5~9月)
美肌効果も期待できる果物の女王「マンゴー」を中心に台湾フルーツについて紹介します。冷凍ではない生マンゴーを現地で賞味できるのも旅の醍醐味です。
台湾の生マンゴーが食べられる時期
最上質な生マンゴーを味わいたいと思ったら、5~7月がお薦めです。亜熱帯地方に属し、常夏のイメージが強い台湾ですが、日本と同じように四季があり、5月下旬から梅雨入りします。
台湾で代表的なマンゴーの種類
- 愛文マンゴー
台湾マンゴーといえば愛文マンゴーを指します。日本でも宮崎産などで馴染みのあるアーウィン種で、アップルマンゴーとも呼ばれています。マンゴーならではの濃厚な甘みを堪能するなら、この品種がおすすめです。お値段も手頃なので、市場でりんごのように赤く鮮やかな愛文マンゴーを見かけたら、手にとってみてください
- 土マンゴー
台湾本島マンゴーという別名もあり、台湾南部でよく街路樹に採用されている品種が土マンゴーです。現地でも人気が高く、育てやすいことから家庭菜園向きとも言われています。緑色で小ぶりなマンゴーで特徴の一つに繊維質が多いことも。不足がちな栄養素を補うのに最適です。
- 金煌(キンコウ)マンゴー
高雄在住のマンゴー農家である黄金煌さんが開発した品種です。キーツ種とカイト種をかけあわせたもので、病気に強いことでもよく知られています。したがって、ほかの既存品種より使う農薬の量が少なくて済むので、健康志向な方からも関心が寄せられています。さっぱりとした味わいを好む方におすすめです。
- 玉文マンゴー
金煌マンゴーと愛文マンゴーの交配種です。実が大きく、1kg近い物も。愛文マンゴーの2倍ほどの見栄えですが、決して大味ということはなく、しっかりとした甘みは引き継いでおり、大変美味です。
台湾マンゴーを楽しむならかき氷がおすすめ
台湾で手軽にフルーツを楽しむにはかき氷がおすすめです。日本語の口コミサイトにも「台湾かき氷」というカテゴリーがあり、人気店がたくさん紹介されています。その中でも、生マンゴーの旬にこだわり夏季限定でオープンする「冰讃(ピンザン)」が有名です。迪化街にお店があるので、台北市内で時間ができたら訪れてみてください。氷の上にのったマンゴーのみずみずしさにリピーター続出です。永康街では、アイスを杏仁豆腐で出来たマンゴーかき氷は一度試してみてください。生マンゴーは、台湾SOGO, 新光三越から日本へ送れます。台南マンゴーがお薦めです。