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花連の観光スポット (14)

燕子口(イェンツーコー)

砂卡礑(シャカーダン)歩道からバスで移動し(渋滞がなければ所要時間は10分程です。一人当たり27元)、燕子口(イェンツーコー)へ。太魯閣国家公園の中でも一番有名な場所ではないでしょう。バス停を降りた瞬間に、大迫力の渓谷が広がっています。

大理石の岩肌に何本も線が入っていて、これだけの岩が削られてこの渓谷になるまで、どれだけの時間がかかったのだろうかと考えるほど気が遠くなり、大自然の壮大さに、言葉を失って景色を見つめるだけになってしまいます。

「燕子口(イェンツーコー)」という名前は、漢字の通り、燕(ツバメ)が関係しています。

岩に小さな穴がたくさん空いているので、夏にこの渓谷に来て飛び回っているツバメが空けた穴ではないか、というところからこの名称になったそうです。実際は、ツバメは岩を削れるほど強いくちばしを持っていません。水流を流れる石が川の底にあたって穴が空いたものが隆起して、今の形になったのだそうです。自然がいかに偉大であるか、思い知らされます。

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