知りたい旅先の情報発信

がつりいきたい「排骨飯(パイコーハン)」(5)

東一排骨總店

東一排骨 昭和の喫茶店風のお店で排骨飯

台北に行った際は毎回足を運んでいる東一排骨總店。看板メニューの排骨飯は、排骨(豚の骨付き肉)と魯肉飯をセットで楽しむことができます。お店はMRT西門站(駅)から徒歩約5分。オフィス街の古びたビルの2階にあり、間口は狭いですが、店内はかなり広く落ち着いて食事が取れます。

メニューには排骨飯や鶏腿飯の他、カレーライスもあります。お昼時は外帯(持ち帰り)のお弁当も大人気です。

排骨飯セット(140元)。ボリューム満点の排骨は見た目よりもあっさりしていて、油っぽさを感じません。少しだけスパイシーでクセになる味付けです。

野菜たっぷりのルーロー飯もおいしい。日替わりの具材と魯肉の相性が絶妙で食が進みます。甘めの味付けが特徴の台湾風味噌汁もなかなか美味しいです。

オーナーの趣味で派手さ満点の店内。よくわからない装飾品もたくさん置いてあり、独特な雰囲気ですが居心地は悪くありません。この日はNHKの演歌番組が大音量で流れていました。

ランチタイムは地元のお客さんで混雑していますが、席は広めで基本的に相席もなし。朝から夜まで通しで営業しており、年配の店員さん達のサービスも満点ですので、観光客にもイチオシのお店です。食後に近くの中山堂や西門町を散策してみるのもお勧めです。

台湾グルメの中でも人気の高い排骨飯。ジューシーな骨付き肉とご飯の組み合わせは日本人なら誰もが好きな料理ですよね。台北では東一排骨や君悦排骨といった有名チェーン店がよく知られていて、美味しい排骨飯を気軽に食べることができます。しかし今回紹介するのは都会のど真ん中にありながら、名前もなければスペースも極狭という地元の人に大人気のお店。ローカル感満載の雰囲気の中で美味しい排骨飯が食べられる赤峰街無名排骨飯を紹介します。

  • B!