「阿里山開発の父 河合鈰太郎博士」 観光用鉄道としては、台湾中南部、国家風景区(国定公園)に指定されている阿里山の森林鉄道が有名です。軌道幅は762ミリと狭く、小さな鉄道であるが、標高差は2,244メートルに及び、連続スイッチバックやスパイラルもあり、美しい車窓を堪能できます。アンデス高原鉄道やインドのダージリン鉄道とともに、世界三大山岳鉄道の一つに数えられています。現在は蒸気機関車の復活運転なども実施され観光用に使われていますが、もともとは日本統治時代、阿里山で伐採される豊富な木材の搬出用に作られたもの ...