ピヌユマヤンの出生伝説 ピヌユマヤンは石から生まれたか、竹から生まれたかというその出生伝説に基づいて、石生地(ルバハン)-(知本社)ティポール、竹生地(ピヌユマヤン)- (プユマ)(卑南社)という2つの亜族に分かれます。「知本社口碑によれば『太古(プユマ)の海岸に潮の泡があり、それから塵芥の如きものを生じ、更にこれが石となり、石が割れて人間の形をしたものが出てきた』」「卑南社の由来については次の口碑が伝えられてえる。『太古二ニューと云う女神が海から出てきて、アロウノと云う茅草を折って枝とし、それをピヌユマ ...