「オランダによる統治時代」(1624年 - 1662年) オランダによる統治が開始されると、フィリピンルソン島を拠点としていたスペイン人が台湾進出を試みすがこれを阻み、1626年に台湾北部の鶏籠(現在の基隆)を占拠、社寮島(現在の和平島)にセント・サルバドール城を築城し、蛤仔難(現在の宜蘭)に進出、滬尾(現在の淡水)にセント・ドミンゴ城を築城しました。台湾南部を中心に活動していたオランダ東インド会社ですが、続く日本への進出を試みます。しかし北部を占拠するスペインの勢力に妨害され進捗をみません、閉塞状態の打 ...