台南市の安平古堡(1624年) 1622年に澎湖を占拠し、東アジアでの貿易拠点を築いたオランダ東インド会社(The Dutch East India Company)は、まず明の支配下にあった澎後の明軍と1624年に8ヶ月に渡る戦火を交えます。オランダと明両国の間で和議が成立し後、明から澎湖の要塞と砲台を破棄させ、オランダ人の台湾への移動を認めさせました。このようにして台湾を占拠することとなったオランダ人は、一鯤鯓(現在の台南市安平区)に熱蘭遮城を築城し、台湾統治の中心としました。 オランダによる統治期間 ...