蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は、1月11日の総統選挙で、中国国民党(国民党)の韓国瑜(ハン・グオユー)候補を退けた。習近平(シー・ジンピン)政権は19年1月に台湾に対して「一国二制度の台湾版」を話し合うことを呼びかけ、当時与党の中国国民党は一国二制度を支持していた。特に中国からの経済協力によって台湾は、多大な発展を享受していた。一方で台北市近郊では、中国資本により不動産の高騰を招いたが、国民総数比では、中国国民党支持者が多く蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の再選は難しいと考えられていた。 しかし、蔡英 ...