<オランダ統治時代の歴史を伝える赤レンガの遺跡「安平古堡」アンピングーバオ>
台南市中心部からは少し離れますが、台南観光に来た旅行者が必ずと言っていいほど立ち寄るもう一つの目玉エリアなのが「安平」。こちらにも特に人気のスポットが2ヶ所あるので、まとめてご紹介しておきたいと思います。台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「安平古堡」の階段台南に建てられたオランダ統治時代の象徴と言えるお城は、安平エリアにも。「安平古堡」と呼ばれているその遺跡は、かつて「Fort Zeelandia」の名で知られ、「赤崁樓」よりもさらに大きな規模で遺跡が残されています。台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「安平古堡」のチケット入り口で50元(=約190円)チケットを購入したら、敷地内へと進みましょう。台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「安平古堡」の資料館と展望台、レンガ造りの階段を一番上まで登ってくると、今は資料館として使われている建物が見えてきます。これは後に台湾が日本統治時代を迎えた際に、当時の政府が来賓を招待する目的で建てたものらしいです。資料館内では当時の様子を記録した絵画や写真、オランダ統治時代と日本統治時代に関する歴史などが紹介されていました。隣ののっぽな建物は展望台になっていて、一番上からは台南市街を一望できるようになっています。台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「安平古堡」の城壁、敷地内の一角には、赤レンガで築かれた巨大な城壁も。長年放置されていたところに榕樹(ガジュマル)の木が生育し、その歴史的な価値はもちろんのこと、自然の神秘をも感じられる景観が形作られています。台湾の古都・台南のおすすめ観光スポット「安平古堡」の鄭成功紹介エリア、オランダ統治の終焉をもたらした人物・鄭成功の功績を彫刻で紹介するエリアもあります。台湾の歴史について知りたい方は、台南中心部の古蹟と共に、安平古堡もぜひ見学してみてくださいね。
台南の観光スポット (9)