<ダイビングポイント墾丁(ケンティン)というエリア>
陸からエントリーするビーチダイビング。元サンゴ礁の岩を切り開いて、エントリー口が設えてある。泳ぎ始めて、まだ5分と程度で、水深は10mまで潜っていきます。いきなり、タイワンカマスの群れに遭遇できます。流れも無いし浅いし、でストレス無くのんびりと楽しめるポントです。台湾ウミウシは、綺麗なコーラルカラーです。海の中は、サンゴ、ソフトコーラルが多いのに驚かされるとおもいます。エントリー直後。足が立ちそうなくらい浅い場所で、廻りをぐるぐると泳ぐロウニンアジに出会えます。アオウミガメは勿論のこと、時間を忘れて!(残圧はわすれないように!)楽しめます。墾丁地区には20軒ほどダイビングショップがあります、ボートを所有しているのは一軒だけなので、どこのショップも皆、この船に相乗りするようです。
お店から港まで5分と近く、また出船してからダイビングサイトに着くまで10分弱と、あっという間です。ダイビング専用ボートで、タンクラック付きでタンクはアルミの12ℓでした。この他無料でバスタオルを貸してくれたり、ソフトドリンクとお菓子が食べ放題だったり、トイレと温水シャワーもあったりで、至れり尽くせりの船です。船の後ろからジャイアントストライドエントリー、エクジットは、やはり後ろからラダーを登ります。ダイビングサイトには、予め係留用のロープが打ってあります。そしてそのロープが潜降ロープの役割も果たします。いちいちアンカリングをしないのは、海に優しい配慮ですね。ここ「独立礁」は名の通り、大きな岩がぽつんとそそり立っている場所。ビーチとはまた違った趣があります。ガイドさんが教えてくれたウコンハネガイ!そして、ピグミーシーホース!これにはテンション上がります。次は、砂地の海底にサンゴとソフトコーラルが点在している場所です。
日によってボートとビーチを分けて潜りを計画したほうがいいですね。午前2ボート午後1ビーチというスタイルも一般的だそうです。ダイビングのスタイルは、日本とほぼ変わりません。違和感なくダイビング出来ます。ボートは漁船とかではなく専用だし、地元・台湾のダイバーも大勢見かけます。若い世代もシニアのダイバーもいたので、ここ台湾でもスキューバダイビングは趣味として根付いています。潜った場所、どこも水深は浅め(ピグミーのいた独立礁だけ30m付近まで行きました)、季節にもよりますが、流れも無く穏やかです。ビーチはエントリー口が整備されていたり、ボートは日本でも滅多に見かけないくらい充実した装備を誇っていたり環境もきちんと整えられています。
台湾でダイビング (3)