<草山行館>
草山行館は1923年に昭和天皇の休憩所として建築された建物で、現在はレストランや展示室が併設しています。1949年には台湾の総統官邸となり、蒋介石総統の没後は放置されていましたが、2002年に台北市が草山行館を古跡に認定したことで、2011年から一般公開されるようになりました。
草山行館の展示室は応接室、書斎、客間、居間など蒋介石と妻が過ごした空間や夫妻の写真、肖像などが展示されています。応接室はレストランとして再利用され、官邸に招かれた客人のようにゆったりとした時間を過ごせます。ランチ、ディナーメニューが用意され、中華料理セットの「草山新風味コース(488元)」が人気メニューです。
草山行館のレストランではコーヒー、紅茶以外に台湾名産の阿里山烏龍茶、南投不知春などのお茶もあります。草山行館の営業時間は11:30~19:00、アフタヌーンティータイムは14:30~17:30となっています。展示室の入場料は30元です。草山行館は台湾の歴史を学び、落ち着いた空間で食事ができる台北の穴場スポットです。
台湾の山々観光と旅行 (8)