「台湾の民主化」
1988年から2000年まで中華民国総統を務めた李登輝氏は国民党の独裁体制を廃し、台湾の民主化を進めました。李登輝の時代に監修された台湾の歴史教科書「認識台湾(歴史編)」では台湾史を本国史として扱い、日本の統治時代を重点的に研究されております。この「認識台湾」は陳水扁の民進党政権時代に削除されましたが、陳水扁総統引退後、総統になった李登輝氏は、台湾の独立を訴え、その中、国民党批判と日本統治政策の再評価を訴えております。 台湾における日本統治時代への評価は朝鮮に比べて肯定的であり、日本統治時代を経験した世代には、その時代を懐かし思う人々も数多くいます。