必ず訪ねる 台北

台北の観光スポット (8)

九份 (ジョウフェン)>
 台湾北部の新北市瑞芳区にある山間の町・九份は、台北から鉄道で瑞芳まで乗り、そこからバスに乗り換えて約1時間半で到着します。 高速バスで台北から直接乗り入れることも可能で、運賃はいずれの交通手段でもトータルで200台湾ドル前後。日本統治時代に鉱山として台湾有数の栄華を極めました。戦後もしばらくは賑わいが続きましたが、1971年に閉山し、衰退の一途をたどります。再びスポットライトを浴びたのは1989年になります。 侯孝賢監督の映画「非情城市」の舞台となったことでノスタルジックな観光地として注目され、レトロな街並みに似合う茶芸館やカフェが増えています。最近では、宮崎駿先生の千と千尋のモデルとなり、沢山の観光客が散策しています。メインストリートである基山街の両脇には面白雑貨にオシャレ雑貨、各種台湾グルメに台湾茶、たくさんの商店が密集しています。 普通に歩けば10分程度の距離なのに、この基山街だけで数時間遊べてしまいます。九份の名物は「芋圓」(芋ダンゴ)、「草仔粿」(草餅)、そして「魚丸」(魚のつみれ)です。
小腹が空いた時にちょっと食べられるサイズなのが嬉しいですね。歩き疲れたら、景色が良いお茶屋さんやカフェで風景を見ながら一服するなどゆっくり散策するのがいいでしょう。
商店街を抜ければ、町並みが一望できる展望台があります。夜にはライトアップされて幻想的な世界が広がり、昼とは違った表情を楽しむことが出来ます。ただ、海沿いの山間部なのでとにかく雨が降りやすいのが難点です。屋根のない場所も多いので、雨具は必ず持っていきましょう!また、冬場は予想以上に冷えるので、きちんと防寒してお出かけくださいね。
 

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