蛤版湾(威尼斯海灘・ベニス海岸)
小琉球で一番きれいな海岸。海の中にある石は、ここから急に深くなるから気をつけてと、島民が故意に置いた目印です。あまりの美しさに足を入れてしまう人、ご注意を。
「烏鬼洞 」
「有鬼(幽霊がいる)」という意味の烏鬼洞は、海の浸食から作られた洞窟が最も多い観光地。洞窟内へ入って探検することもできますが、かなり暗くて狭いので、ちょっと怖い。怖いと言えば、この烏鬼洞の名前ですが、昔オランダ人に連れてこられた南の島の奴隷たちがいました。鄭成功がオランダ人を一掃した後、彼らは烏鬼洞に住み始め、ある日小琉球を観光で訪れたイギリス人兵士を侵略だと勘違いして殺害。残ったイギリス兵士たちは烏鬼洞に放火。その後住民たちは、ここで鬼(幽霊)が呻いている声を聞くようになり、「烏鬼洞」と呼ばれるようになりました。実はその「声」は、海の風が石洞を通る時に出る隙間風の音のことだったそうです。洞窟探検が好きな方には、おもしろいところです!
「厚石群礁沙灘 」
ここには漂流木が流れ着いています。台湾でも漂流木アートがさかんで、おしゃれなショップや茶芸館では、ドアの取手やインテリアの一部などに使用しています。
「紅番石(南部海岸) 」
インディアンの頭の形をしています。珊瑚の岩に樹木がいい具合に絡みついて生長し、側面からみると、インディアン風になっています。
高雄からリゾート島「小琉球」へ(8)